初めてヒップホップを聴く方へのわかりやすい解説を目指していますが、専門用語を含む表現が所々あります。
聞きなれない表現もあるかと思いますので大まかな専門用語をまとめてみました。以下参考にしてみてください。
【メロディー/メロディーライン】
=曲を聴いたときに単一の実体として聴こえる音の線形を指します。
【ビート/ベースライン】
=「生ドラム」や「ドラムマシン」などを用いた重低音により、演奏するリズムまたはパターンを指します。
【トラック】
=ビートとメロディーを合体させた音の総称を指します。
【リリック】
=ラップ部分の歌詞を指します。
【ライム】
=似たような響きをもつ言葉を同じリズムで発することを指します。
【フロウ】
=声の高さや強弱・速度に変化をつけ、曲を印象付ける歌いまわしのことを指します。
【スラング】
=ヒップホップ専門の造語や、仲間内にだけ通じる暗号のような言葉を指します。
【メロー】
=ゆったり落ち着いたスローテンポな曲調で、繊細さを感じる曲調を指します。
【フリースタイル】
=その場で即座に歌詞をつけてラップを行うスタイルを指します。
【G-FUNK(ジー・ファンク)】
=ギャングスタ・ファンクの略。落ち着いた雰囲気のトラックにハードなラップを合わせたものを指します。
Jermaine Dupri
(ジャーメイン・デュプリ)
超クセの強い南部訛りのラップスタイルに、高いキーの声を低く抑えてラップする独特なアーティスト「Jermaine Dupri(ジャーメイン・デュプリ)」。
彼のキャリアは他のアーティストと少し違っていて、主にプロデューサー業で成功を収めた人物です。
過去に手がけたアーティストは数え切れないほど、手がけてヒットしたトラックは数知れずと言う敏腕ぶり。
アトランタ発のレーベル「SO SO DEF」の最高責任者を務め、多くのアーティストを世に送り出した名プロデューサーとして現在も活躍しています。
プロデューサー業をメインに置く傍ら、自身もラッパーとして数枚のアルバムをリリースしますが、どれも非常に完成度が高くて満足いく作品が揃っています。
また、自然と豪華な客演が集まるほどの実力を存分に発揮し、他のアーティストとの差別化を図り大成功に至っています。
敏腕ビジネスマンでありながらも、自身でも完成度の高いラップを披露する「Jermaine Dupri」のおすすめアルバムとオススメ楽曲をご紹介いたします。
おすすめのアルバム
Instructions
<Jermaine Dupri>
おすすめ楽曲①
Welcome to Atlanta
<Jermaine Dupri feat. Ludacris>
要チェック!
楽曲No.2
「Welcome to Atlanta」
おすすめ楽曲②
Ballin’ Out of Control
<Jermaine Dupri feat. Nate Dogg>
要チェック!
楽曲No.8
「Ballin’ Out of Control」
おすすめ楽曲③
Sweetheart
<Jermaine Dupri feat. Mariah Carey>
要チェック!
楽曲No.5
「Sweetheart」
おすすめ楽曲④
The Party Continues
Jermaine Dupri feat. Da Brat & Usher
[Video Version]
要チェック!
楽曲No.10
「The Party Continues」
おすすめ楽曲⑤
Welcome To Atlanta[Coast 2 Coast Radio Remix]
<Jermaine Dupri feat. P. Diddy, Snoop Dogg & Murphy Lee> [Coast 2 Coast Radio Remix]
要チェック!
楽曲No.8
「Welcome To Atlanta」
Nelly
(ネリー)
ドラックとギャングに囲まれた幼少期を過ごしたのち、ラップの道を歩む前はプロ野球選手への道を猛進していた過去を持つ「Nelly」。
そんな彼はプロはプロでも、野球ではなくラッパーとしての道を歩むに至ります。
そのきっかけは、高校時代に知り合った仲間で結成されたヒップホップユニット よるアシストがあったからだとか。
その後プロのラッパーとしてデビューし、当時はマイナーであったヒップホップ・サウスを支える重要なポディションを担います。
数々のスマッシュヒット曲を世に叩き出し、一躍有名ラッパーの仲間入りを果たした「Nelly」のおすすめアルバムとオススメ楽曲をご紹介いたします。
おすすめのアルバム
Nellyville (Deluxe Edition)
<Nelly>
おすすめ楽曲①
Dilemma
<Nelly feat. Kelly Rowland>
要チェック!
楽曲No.10
「Dilemma」
おすすめ楽曲②
Nellyville
<Nelly>
要チェック!
楽曲No.1
「Nellyville」
おすすめ楽曲③
Ride Wit Me
<Nelly feat. City Spud>
要チェック!
楽曲No.7
「Ride Wit Me」
おすすめ楽曲④
Grillz
<Nelly feat. Paul Wall, Ali & Gipp>
要チェック!
楽曲No.15
「Grillz」
おすすめ楽曲⑤
Air Force Ones
<Nelly feat. Murphy Lee, Ali & Kyjuan>
要チェック!
楽曲No.7
「Air Force Ones」
今では最も知名度の高いスニーカーブランド「ナイキ」のオリジナルライン「エアフォースワン」をテーマに歌われた楽曲。
ファッションアイテムを歌う楽曲は意外にも少なく、非常に珍しい1曲となっています。
トラックのバウンス感がしっかりハマり、おすすめの1曲です!
Murphy Lee
(マーフィー・リー)
「St. Lunatics」において「Nelly」と肩を並べ、アメリカ南部の訛りやフロウを崩す事なくコミカルなラップを披露する生え抜きアーティスト「Murphy Lee(マーフィー・リー)」。
彼も「Nelly」と同じく、アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身のラッパーです。
デビュー前からかなりのラップスキルを誇っていた「Murphy Lee」は、「Nelly」のアルバムへの客演や、「St. Lunatics」のメンバーとしてラップを披露してキャリアをつみ、徐々に多くのファンを獲得していきます。
そして極めつけは「Nelly & P.DIDDY」のスーパースター達と肩を並べ参加した楽曲「Shake Ya Tailfeather」が大ヒットを記録します。
全米シングルチャート4週連続No.1という快挙を成し遂げ、全世界大注目のアーティストとな理、現在も楽曲のリリースを続けています。
コミカルでありながらも芯があってブレないスタイルでラップを披露するアーティスト「Murphy Lee」のオススメ楽曲とオススメアルバムをご紹介いたします。
おすすめのアルバム
Murphy’s Law
<Murphy Lee>
セントルイスの実力派「Murphy Lee」のおすすめアルバムはこちら「Murphy’s Law」。
エネルギッシュな楽曲から、オリジナルティーを追求したラップスタイルを存分に発揮している名盤。おすすめのアルバムです!
おすすめ楽曲①
Wat da Hook Gon Be
<Murphy Lee feat. Jermaine Dupri>
要チェック!
楽曲No.9
「Wat da Hook Gon Be」
思わず肩でリズムを刻みたくなる様な軽快なビート、バウンス感あふれる軽いノリのメロディーライン、そして存分に己のラップスキルを披露する「Murphy Lee」のおすすめ楽曲。
軽快さがノリノ良さを物語っていておすすめです!
おすすめ楽曲②
Red Hot Riplets
<Murphy Lee feat. St. Lunatics>
要チェック!
楽曲No.13
「Red Hot Riplets」
落ち着いた雰囲気のメロディーに軽くて太いビートをあしらい、「St. Lunatics」を客演に迎えた楽曲。
ゆったりとしつつビートを効かせ、軽いメロディーを絡ませるのはヒップホップ・サウスの大きな特徴。見事な仕上がりです!
おすすめ楽曲③
Shake Ya Tailfeather
<Murphy Lee feat. Nelly & P. Diddy>
要チェック!
楽曲No.18
「Shake Ya Tailfeather」
アメリカの映画「BAD BOY 2 BAD」の公式テーマソングになった超ぶち上げナンバー。
真夏のマイアミを連想させるかの様な、熱くて情熱的な仕上がりのトラックに思わず聞き入ってしまいます。
日本のクラブシーンでも一躍話題となりました!
おすすめ楽曲④
2nd Time Around
<Murphy Lee feat. The HamilTones>
ゆったりとしたビートに軽めのリズム打ち、そして流れるリズムに優しく合わせたメロディーラインが特徴の1曲。
変則的でありながら、リズムをしっかり捉えつつコミカルにラップをしている「Murphy Lee」渾身の一曲、おすすめです!
おすすめ楽曲⑤
Starring Me
<Murphy Lee feat. Sag Live>
サウスサイドヒップホップの完成系ともいえるトラックに、落ち着いた雰囲気を残しながらラップを披露した1曲。
昔の「Murphy Lee」が好んで使用していたトラックとは大きくかけ離れている様にも感じますが、ラップスキルの高さは相変わらずの1級品です!
SOUTH SIDE COLLECTION
「サウスエリアの伝説たち」
のまとめ
いかがでしたか?今回ご紹介したアーティストはサウスサイド・ヒップホップを代表し、世界的に有名となったスーパースター「Jermaine Dupri」「Nelly」「Murphy Lee」の3人をご紹介いたしました!気に入ったアーティストや楽曲は見つかりましたでしょうか?
次回もアメリカ南部エリアのアーティストを中心にご紹介したいと思います。こうご期待ください!
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