【おすすめ西海岸HiPHOP】WEST SIDE COLLECTION・西海岸の伝説を継ぐ者ver.1

1.ウエストサイドコレクション

 数あるジャンルの中で根強い人気を誇る「HIPHOP」。今では多くのスタイルが確立し、ヒップホップといえど年代やエリア毎に曲調が大きく異なるなど多岐にわたり、現在も進化を続けています。

 数あるヒップホップスタイルの中で「西海岸ヒップホップ」というキーワードをご存知でしょうか?ゆったりしたリズムのトラックに攻撃的な「ギャングスタラップ」を乗せて歌いスタイルが「西海岸ヒップホップ」の大きな特徴で、英語で表現するならば「WEST SIDE」や「WEST COAST」などの表現にあたります。

 今回ご紹介するのは、西海岸ヒップホップ伝説に影響を受け、そのスタイルを継承する屈強なアーティスト3人「The Game」「Xzibit」「Shade Sheist」をご紹介いたします。

 2022年現在、ヒップホップカルチャーも多様化し、非常に様々な歌い方や表現方法が誕生しました。西海岸ヒップホップも多様化の影響を受け、だんだんと下火になってきた気がします。しかしそんな状況をしっかり跳ね飛ばし、古くからのスタイルを継承する3人は「西海岸の意志を継ぐ者」として語るに十分な存在でしょう。

 初めてヒップホップを聞く人でも聴きやすいトラックを選んでご紹介しています。気になるアーティストの楽曲が見つかったらぜひローテーションして聞いてみてください。

 初めてヒップホップを聴く方へのわかりやすい解説を目指していますが、専門用語を含む表現が所々あります。
 聞きなれない表現もあるかと思いますので大まかな専門用語をまとめてみました。以下参考にしてみてください。

【メロディー/メロディーライン】

=曲を聴いたときに単一の実体として聴こえる音の線形を指します。
【ビート/ベースライン】
=「生ドラム」や「ドラムマシン」などを用いた重低音により、演奏するリズムまたはパターンを指します。
【トラック】
=ビートとメロディーを合体させた音の総称を指します。
【リリック】
=ラップ部分の歌詞を指します。
【ライム】
=似たような響きをもつ言葉を同じリズムで発することを指します。
【フロウ】
=声の高さや強弱・速度に変化をつけ、曲を印象付ける歌いまわしのことを指します。
【スラング】
=ヒップホップ専門の造語や、仲間内にだけ通じる暗号のような言葉を指します。
【メロー】
=ゆったり落ち着いたスローテンポな曲調で、繊細さを感じる曲調を指します。
【フリースタイル】
=その場で即座に歌詞をつけてラップを行うスタイルを指します。
【G-FUNK(ジー・ファンク)
=ギャングスタ・ファンクの略。落ち着いた雰囲気のトラックにハードなラップを合わせたもの
を指します。

<SPONSOR LINK>

Xzibit
(イグジビット)

 鋭い眼光に男前な面構え、そして超重低音のダミ声でライムを刻む「Xzibit(イグジビット)」は、太いビートのトラックから変則的なビートのトラックまで、上手くテクニックを凝らして曲を歌いこなす実力派のアーティストです。

 元々はアメリカミシガン州デトロイト出身で、西海岸のロサンゼルスに拠点を移したのは10代前半の頃。キャリアのスタートは諸説ありますが、ロサンゼルスコンプトン出身のラッパー、アイス・ティーのアルバムへ客演したことがきっかけとされています。

 「Xzibit」が大きな脚光を浴びたきっかけは、プロデューサーにドクタードレーを迎え、エミネム等を客演に迎えて製作されたアルバム「Restless」をリリースした時のこと。日本でも大きくPRがなされ、私自身もHMVやタワレコでアルバムを目にして気になり、即買いしたのを覚えています。

 西海岸ヒップホップの雰囲気を基に、新しい風も十分に取り入れつつ現在も活躍する「Xzibit」のおすすめ楽曲をご紹介いたします。

おすすめのアルバム
Restless
<Xzibit>

 「Xzibit」を初めて聞くならまずはこのアルバムを聴いてください。西海岸スタイルを十分に受け継ぎ「G-funk」調な楽曲が多く肩を並べています。「Dr.Dre」が全面的にバックアップしていることもあり、西海岸スタイルをしっかり感じることのできるアルバムです。

おすすめ楽曲①
X
<Xzibit>

 「Xzibit」の超有名な1曲。まずはトラックの完成度が超高い点です。ややスローなテンポに太いリズム打ち。シンプルでいて聞き応えのある飽きがこないトラックです。そして「Xzibit」のラップスキルが1級品。言葉選びからリズムの切り方全て完璧!オススメです!

おすすめ楽曲②
Get Your Walk On
<Xzibit>

 バウンス感がありつつも、スピードを抑えて太いビートを使いリズムを安定させ、「Xzibit」らしい超重低音ボイスでギャングスタラップを全開にかました1曲。思わず方でリズムを切ってしまうほどの軽快さもこの曲の魅力です。

おすすめ楽曲③
Hey Now (Mean Muggin)
<Xzibit feat. Karl Hilson>

 変則的なメロディーラインと軽いリズム打ちが特徴のトラックですが、「Xzibit」のギャングスタラップが見事に重厚感を与えています。そして花を添えるかのように「Karl Hilson」の鋭いコーラスが曲全体をより引き立たせています。

おすすめ楽曲④
Been a Long Time
<Xzibit feat. Nate Dogg>

 「Xzibit」の奏でるギャングスタラップを中和するかのように、G-Funk調のゆったりとしたリズム感あるトラックと、ヒップホップ界の客演王「Nate Dogg」のコーラスが曲全体をしっかり落ち着かせています。

おすすめ楽曲⑤
Los Angeles Times
<Xzibit>

 超シンプルなトラックに「Xzibit」がマイクひとつで挑んだ作品。彼のスタイルは「Ice Cube」の様に前のめりで歌うスタイルが特徴であり、「Xzibit」のギャングスタラップが十分楽しめる1曲。おすすめですよ!

<SPONSOR LINK>

The Game
(ザ・ゲーム)

 いかつい風貌、鋭い眼光、少し擦れた声、カリフォルニア州コンプトンで生まれた「The Game(ザ・ゲーム)」は、アメリカ最大勢力のギャンググループ「クリップス」に相対する組織「ブラッズ」に所属していた経歴を持つ、生粋の西海岸ギャングスタラッパーです。

 「The Game」が脚光を浴びたのは2000年初頭に遡ります。ベイエリア大物プロデューサー「JT・ザ・ビガ・フィガ」に見出されキャリアをスタートし、その後「Dr.Dre」や「50Cent」と出会い、活躍の場をさらに広げる運びとなります。

 西海岸ヒップホップシーンも進化を遂げる中、根底にある「ストリートのリアルさ」を忠実に表現し、西海岸ギャングスタラップの象徴ともいえるG-funkの型を崩す事なく、自身のオリジナルティーも加えながら創作された曲が非常に多い「The Game」

 古き良き時代の象徴を見事に再現しつつ、新しいスタイルも取り入れながら表現する「The Game」のおすすめ楽曲をご紹介します。

おすすめのアルバム
The Documentary
<The Game>

  おすすめのアルバムはこちら「The Documentary」。「The Game」の名前を知らしめたヒット楽曲が多く収録されており、アルバムタイトル通り「真実をリアルに伝える」というメッセージ性が強いものが多くオススメのアルバムです。

おすすめ楽曲①
How We Do
<The Game feat. 50 Cent>

 なんだこのトラックは?と思わず尻込みしてしまうほどのシンプルなメロディーラインに極上ビート、そして「50Cent」客演という豪華な1曲。悪さ全開のギャングスタラップを落ち着いて披露する「The Game」には圧巻です!

おすすめ楽曲②
When Shit
<The Game feat. JT the Bigga Figga>

 ゆったりとしたリズム打ちの良いビート、少し不安を仰ぐ様な細かいメロディーライン、曲全体がG-Funkを彷彿とさせる1曲。トラックに合わせてやや前のめりでありながらも、ピッチを抑えてラップを披露しています。

おすすめ楽曲③
Cali Boyz
<The Game>

  語りかける様なライムを引き立たせ、ゆったりとした太めのビートとリラックスできるメロディーラインが特徴の1曲。西海岸のアーティストを羅列しリスペクトするという男気満載な1曲。本当かっこいいわ何この曲、、、、、

おすすめ楽曲④
All That (Lady)
<The Game feat. Lil Wayne, Big Sean, Fabolous & Jeremih>

 「D’Angelo」がリリースした超コテコテR&Bソング「Lady」を大胆にもサンプリングし、G-Funkに仕立てた破天荒な1曲。客演も出身地は全員バラバラ、歌唱スタイルも全員違うのに超クールな1曲に仕上がっています。おすすめですよ!

おすすめ楽曲⑤
Don’t Cry
<The Game>

シンプルでいてクセのあるビートを使い、G-Funkを彷彿とさせる聴きやすいトラックを使用したナンバー。詰め混みすぎる事なく曲のトーンに合わせて歌うスタイルもG-Funkを印象付けてくれています。

<SPONSOR LINK>

Shade Sheist
(シャイド・シャイスト)

 甘いルックスを武器に、低音ボイスを重視した歌い方が特徴の「Shade Sheist(シャイド・シャイスト)」。サウスカリフォルニア出身の彼のキャリアは、1999年アーヴ・ゴッティのアルバム「マーダラーズ」内の「イフ・ユー・ワー・マイ・ビッチ」でメジャーデビューを果たします。

 その後2001年コンピレーション「Damizza Presents: Where I Wanna Be」で、「Kurupt」と「Nate Dogg」を客演に迎えた曲「Where I Wanna Be」が大ヒットし、一躍名前が広がり大注目となります。

 西海岸ヒップホップカルチャーの黄金世代「2Pac,Snoop Dogg」の様なLAスタイルを継承するアーティストとして、現在も大御所プロデューサーから手厚いサポートを受けたりなど、非常に注目が集まっている「Shade Sheist」。そんな彼のおすすめな楽曲をご紹介します。

おすすめのアルバム
Informal Introduction
<Shade Sheist>

「Shade Sheist」おすすめの必聴アルバムはこちら「Informal Introduction」。終始落ち着いた曲調でアルバムが構築されており、現代版G-Funkの代表作に名を連ねる様な仕上がりです。リードシングル「Where I Wanna Be」も収録されておりおすすめです!

おすすめ楽曲①
Where I Wanna Be
<Shade Sheist feat. Kurupt, Nate Dogg>

 「Shade Sheist」の楽曲の中で最もアップテンポなナンバーであり、彼の代表的なヒットソング。聴きやすい軽快なビートと爽やかなメロディーライン、そして西海岸のベテラン「Kurupt & Nate dogg」が花を添え、豪華な仕上がりとなっている。

おすすめ楽曲②
I Still Luv Her
<Shade Sheist feat. Roscoe & Don Dolla>

 歌唱スタイルが似ている「Roscoe」と、トークボックス(機械音声)で曲全体を引き締める「Don Dolla」が客演した作品。G-Funkのビートにはトークボックスがよく合いますね。おすすめの1曲です。

おすすめ楽曲③
It Ain’t Good
<Shade Sheist>

 ハイエンドR&Bを彷彿とさせるメロディーラインと、軽くて軽快なリズム打ちが特徴の1曲。「Shade Sheist」がスムーズにラップし、おしゃれG-Funkと呼ぶにふさわしい優しいナンバー。

おすすめ楽曲④
Queen
<Shade Sheist feat. Latoiya Williams>

 美しくて伸びのあるコーラスを披露する「Latoiya Williams」と、キザでかっこいいラップをかます「Shade Sheist」がタッグを組んだ作品。安定したベースラインに優しいメロディーを取り入れたこの曲は、現代版G-Funkの代表とも呼べるでしょう。

おすすめ楽曲⑤
X the Club Up
<Shade Sheist>

 終始落ち着きあるシンプルなトラックに、落ち着いた雰囲気で言葉巧みにラップした1曲。シンプルすぎて味気ない様な気がしますが、トークボックスも途中で挟むことにより、G-Funk調の良さを最大限に引き出しています。

<SPONSOR LINK>

WEST SIDE COLLECTION
「西海岸の伝説を継ぐ者ver.1」
のまとめ

Free 道路脇に駐車した車 Stock Photo

 いかがでしたか?今回は「西海岸の意志を継ぐ者」として、2000年初頭付近から活躍している西海岸ヒップホップアーティストを特集いたしました。気に入った楽曲などはありましたか?

 今回ご紹介した楽曲はほんの一部ですので、気になるアーティストがいたらチェックしてみてください。別記事にてご紹介している「西海岸伝説の始まり編&西海岸の黄金世代編」もぜひチェックしてみてください。

 最後までご覧いただきありがとうございました!

 HIP-HOPやR&Bを楽しむ時、いつもとは違う「大人のリラックス体験」をしてみませんか?
 心を落ち着かせ、深いリラックス体験ができるアイテム「CBD」は音楽との相性抜群です!
 CBDアイテムでオシャレに大人のリラックスを体験しよう!おすすめの吸うCBDアイテムはこちらから↓

PVアクセスランキング にほんブログ村にほんブログ村 音楽ブログ HIPHOP・ラップへ
にほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました