「HIP-HOP」は何処と無く「ガチャガチャうるさい」イメージがあるかもしれません。
元はディスクをスクラッチした「遊び」から始まった「HIP-HOP」。
現在も進化を続け、いろいろなタイプやジャンルを確立し、今も世界中から愛されています。
今回皆さんに紹介するのは「朝目覚めた時の気分転換」や、気分が上がらない時に「気分をリセットする」のに役立つヒップホップ「chill beat Hip-hop」をご紹介いたします。
近年「HIP HOP」は多くのジャンルが確立されており、バッチバチの「GANGSTA RAP」からアップテンポな曲、ゆったりした「G-FUNK」や「SLOW JAM」に近い曲など多岐に渡ります。
「chill beat Hip-hop」に選んだ楽曲は「G-FUNK」や「SLOW JAM」に近いものを中心に組んでみました。
集中して音楽と向き合うのもよし、作業の「BGM」としてながら聴きをするのもよし、ユーザーの皆さんに合ったスタイルでお楽しみください。
chill beat Hip-hop
daytime version
今回ご紹介する「chill beat Hip-hop daytime version」は、ビートがしっかりしていて聞きやすく、気持ちをリセットできる様な雰囲気を持つナンバーをセレクトしました。
また、ラップだけでなくコーラスとの融合や「R&B」寄りのトラックを引用しているところも「chill beat Hip-hop」の魅力の1つです。
リラックスしたい時や、ベットでのシーンで音楽を楽しみたい時は「R&B」の方がオススメです。別の記事にてリラックスできる「R&B」をご紹介してますので、そちらも合わせてご覧ください。
朝目覚めた時や、これから活動する前のリラックスタイム、または休日などの「Deytime」をのんびり過ごしたい方へ贈る「CHILL OUT R&B Daytime Version」はこちら。
夜リラックスしたい時や1日の終わりに、深呼吸をしながらゆったり楽しむ「心地の良いトラック」と「美しく艶やかな声」による「CHILL OUT R&B Nighttime Version」はこちら。
初めてヒップホップを聴く方へのわかりやすい解説を目指していますが、専門用語を含む表現が所々あります。
聞きなれない表現もあるかと思いますので大まかな専門用語をまとめてみました。以下参考にしてみてください。
【メロディー/メロディーライン】
=曲を聴いたときに単一の実体として聴こえる音の線形を指します。
【ビート/ベースライン】
=「生ドラム」や「ドラムマシン」などを用いた重低音により、演奏するリズムまたはパターンを指します。
【トラック】
=ビートとメロディーを合体させた音の総称を指します。
【リリック】
=ラップ部分の歌詞を指します。
【ライム】
=似たような響きをもつ言葉を同じリズムで発することを指します。
【フロウ】
=声の高さや強弱・速度に変化をつけ、曲を印象付ける歌いまわしのことを指します。
【スラング】
=ヒップホップ専門の造語や、仲間内にだけ通じる暗号のような言葉を指します。
【メロー】
=ゆったり落ち着いたスローテンポな曲調で、繊細さを感じる曲調を指します。
【フリースタイル】
=その場で即座に歌詞をつけてラップを行うスタイルを指します。
【G-FUNK(ジー・ファンク)】
=ギャングスタ・ファンクの略。落ち着いた雰囲気のトラックにハードなラップを合わせたものを指します。
プレイリストーその1
I Want It All
<Warren G Feat. Mack 10>
要チェック!
楽曲No.5「I Want It All」
ゆったりとしたメロディーラインに攻撃的なギャングスタラップ を載せて奏でる「G-Funk」スタイルの代表的な1曲。
RAPでありながら煩くない曲調は「G-funk」最大の特徴であり、ゆったりと聴けるところが最もおすすめしたいポイント
アルバム表記すると「I Want It All」の客演が「クラプト、ウォーレンG & DAZ DILLNGER」となっていますが、ラップしているのは「Warren G & Mack10」となっています。
プレイリストーその2
Celebration
<The Game feat. Chris Brown, Tyga, Wiz Khalifa & Lil Wayne>
要チェック!
楽曲No.13「Celebration」
こちらはゆったりとしたメロディーにアップテンポなビートを使ったナンバー。
「The Game」はゴリゴリの 「G-funk」系のアーティストだが、他の参加アーティストはオールジャンルでいてメンバーが超豪華すぎて面白い。
こちらもゆったりできるおすすめサウンドです!
プレイリストーその3
The Streets
<WC feat. Snoop Dogg & Nate Dogg>
要チェック!
楽曲No.3「The Streets」
アメリカ西海岸出身のWCがストリートのリアルな日常を歌う1曲。
「Snoop Dogg & Nate Dogg」の西海岸の実力者がこの曲に参加して後押し。
トラックはややスローでしっかりリズムに乗れるゆったりな1曲です。
プレイリストーその4
Nuthin’ But A “G” Thang
<Dr. Dre feat. Snoop Dogg >
要チェック!
楽曲No.5
「Nuthin’ But A “G” Thang」
「G-funk」のジャンルを確立した功労者でもある「Dr. Dre」。
太くありながら軽快さを感じさせるビートに、ゆったりした口調の「GANGSTA RAP」をうまく乗せ、聞く側にリラックスを与える1曲でおすすめ。
プレイリストーその5
Lights Out
<Westside Connection>
要チェック!
楽曲No.6「Lights Out」
スローなリズムでありながら爽快感ある明るいビートと、「Ice cube」「WC」「mack10」の3人からなる西海岸代表アーティストが勢揃いしたユニット「Westside Connection」の渾身の1曲。
全員ソロで活躍するほどの実力者でラップスキルが半端なく、それぞれの特徴が楽しめる1曲となっています。
プレイリストーその6
I’m Dyin’ With Mine
<B-Legit>
要チェック!
楽曲No.8
「I’m Dyin’ With Mine」
こちらも「G-funk」のジャンルで有名な「B-Legit」の有名な1曲。
ラップはやや早口な場面があるが、ビートがしっかりしていてゆったりしたトラックが見事に融合しています。
プレイリストーその7
Unify (Mixed)
<Snoop Dogg & Slick Rick>
要チェック!
楽曲No.6「Unify (Mixed)」
「Snoop Dogg」の特徴である、ゆったりとした余裕のあるRAPが前面に出された1曲。
トラックも流れるリズムで聴きやすく、ビートも軽快でおすすめですよ!
プレイリストーその8
Feel It
<Erick Sermon feat. Sean Paul & Sy Scott>
要チェック!
楽曲No.3「Feel it」
心地良い流れるリズムにスクラッチが入るトリッキーなトラック、東海岸のベテランラッパー「Erick Sermon」の有名な1曲。
「Sean Paul 」がコーラス部分だけで参加というなんとも贅沢な仕上がり!おすすめですよ!
プレイリストーその9
(When Kim Say) Can You Hear Me Now?
<Lil’ Kim Feat. Missy Elliott>
要チェック!
楽曲No.10
「(When Kim Say) Can You Hear Me Now?」
東海岸の叩き上げ女性ラッパーで「Qween Bee(女王蜂)」と名乗る「LIL Kim」からこの曲をチョイス。
女性ならではのシルキーでいながら低音調のラップが魅力。
そしてリズミカルで跳ねるイメージのトラックにうまくラップを載せ、見事に歌いこなしています。
プレイリストーその10
Promise
<Kid Ink feat. Fetty Wap>
要チェック!
楽曲No.3「Promise」
一途に女性への想いを優しく歌い上げるナンバー。
「Fetty Wap」のコーラスと「Kid ink」のラップが見事にマッチ。
トラックも今時の曲調で、新しい「chill beat」の形でおすすめです!