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男性編

【Soul Full R&B×男性編】おすすめの洋楽R&Bコレクション「Sexy R&B Beat Collection」for men’s ver.2

男性編
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 数多くの音楽ジャンルが存在する中で根強い人気を誇る「R&B」。一概にも「R&B」の中にも多くのサブジャンルが存在しますが、今回は「R&B」の真髄でもある「Soul Full R&B」について、皆さんにおススメしたいアーティスト「Joe, Marques Houston, Mario」の3名をご紹介したいと思います。

 「R&B」と言う音楽ジャンルは、リズミカルで安定したビートに、ジャズやソウルなどに使用される様な「ゆったりとしたメロディー」を乗せ、ゴスペルやそれに近いスタイルを引用して歌う音楽ジャンルです。ナイトシーンや、ゆったりしたいタイミングで聴くのに最もオススメなジャンルとも言えます。

 「R&B」は誕生から現在まで多くのサブジャンルが確立し、数多くの「スタイル(曲の雰囲気)」が存在しています。ファンクの様な明るく陽気な曲調のR&Bや、ゴスペルスタイルを用いたソウルフフルR&B、踊れる曲調を用いたダンスホールR&Bなど、数や種類は千差万別。

 長きにわたり、数多くのアーティストとファンたちが「R&B」と言う音楽ジャンルに磨きをかけ、切磋琢磨して表現を続けた結果、現在の多種多様な「R&B」が形成されたと言えます。

 今回のテーマは「Soul Full R&B」。ゆったりしていて深い落ち着きのある雰囲気と、安定したリズムとブルースの融合を演出するベテランアーティスト3人「Joe, Marques Houston, Mario」のおすすめアルバム&楽曲をそれぞれご紹介いたします。

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Joe
(ジョー)

 セクシーでありながらロマンティックな歌唱スタイルと、透き通るようなシルキーボイスで数多くのファンを魅了し続けるアーティスト「Joe(ジョー)」。アメリカ合衆国ジョージア州カスバートで誕生した彼は、両親の影響でゴスペルと出会い、アーティストとしてのキャリアを歩みだします。

 高校を卒業した後、ニュージャージー州にあるレコード・ショップで働きながら精力的に音楽活動を続ける中、レディーガガを見出したことでも有名なプロデューサー「ヴィンセント・ハーバート」の目に留まり、マーキュリー・レコードよりプロデビューを果たします。

 歌手としての非凡な才能を発揮しながら、当時の流派を汲んだニュー・ジャック・スウィングなダンス・サウンドを作り上げ、90年代屈指のR&B代表作とも呼ばれるほどの名作「Everything」をリリース。多くのファンを虜にし、今もなお色焦ることなく語り継がれています。

 「Joe」のおすすめポイントは、溢れんばかりのセクシーなフロウと透き通るようなシルキーボイス。90年代のR&Bシーンを牽引し、今もなお愛され続けているアーティスト「Joe」のおすすめアルバムとおすすめ楽曲をご紹介いたします。

おすすめのアルバム
Everything
<Joe>

 ゆったりとしたスローなナンバーからアップテンポで踊れるナンバー、そして優しいタッチのチルアウトなナンバーまでバランスがいいこちらのアルバム「Everything」がおすすめ。「Joe」のキレがあり透き通るようなコーラスが存分に楽しめる内容です。

おすすめ楽曲①
I’m in Luv
<Joe>

 明るくて爽快な青い空が広がるようなイメージを連想させるメロディーラインに、リズミカルで軽快なビート、そして「Joe」の伸びのある渾身のコーラスがおすすめな1曲。曲の中に力強さも秘めていて、パワフルな歌唱力もおすすめポイント。

おすすめ楽曲②
Don’t Wanna Be a Player
<Joe>

 トークボックス(機械音声)を使用しつつ、しっとりとセクシーに歌い上げるスロージャムなナンバー。「Joe」の語りかけるような歌声は非常に聴きやすく、初心者の方でもスラスラと聞き入れられるところが非常におすすめです。

おすすめ楽曲③
I Wanna Know
<Joe>

 全米で大ヒットを記録したナンバー「I Wanna Know」。しっかりと感情を込めつつ、スローテンポで語りかけるように一言一言しっかり歌い上げ、曲の雰囲気をより一層引き立てて完成した「Joe」の名曲中の名曲!おすすめですよ!

おすすめ楽曲④
Ain’t Nothin’ Like Me
<Joe feat. Tony Yayo & Young Buck>

 リズミカルでややアップテンポなビートに軽快でゆったりとしたメロディーライン、そしてゴリゴリのヒップホップ 勢の2人「Tony Yayo & Young Buck」を客演に迎えた豪華な作品。「Joe」がリリースするアップテンポナンバーは、パワフルでありながらもR&Bの気品がしっかり感じられるから本当クセになります。

おすすめ楽曲⑤
Ride Wit U
<Joe feat. G-Unit>

 「ヒップホップソウル」と言うジャンルにふさわしいこの楽曲は、2000年に台頭したヒップホップ グループ「G-UNIT」を客演に迎え、前のめりでゴリゴリのギャングスタラップと、芯のあるコーラスを奏でるソウルフルR&Bが折り混ざった名曲で、私が最もおすすめしたい1曲です。

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Marques Houston
(マーカス・ヒューストン)

 溢れんばかりのセクシーさを武器に、歌うことだけでなくダンスやモデル、俳優業にもチャレンジし、数々の功績を残してきたアーティスト「Marques Houston(マーカス・ヒューストン)」。彼はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスで生を授かり、現在も精力的に活動しています。

 1990年代に3人組ボーイズ・グループ「イマチュア」のリードシンガーとしてキャリアをスタートさせた「Marques Houston」は、「ネヴァー・ライ」「コンスタントリー」といったヒット曲を世に送り出し、一躍有名アーティストに名を連ねます。

 俳優としても活躍し、全米ネットの人気ドラマ「シスター・シスター」に続いて数々のコメディ・ムービーにも出演するに至り、俳優としての実力を見せたマーカスの初主演の映画「ユー・ガッタ・サーヴド」は、日本のダンスシーンで大きな話題となり、シンガーとして、または俳優としても名実ともに話題を掻っ攫っていく次第となります。

 彼の1番の魅力はなんといっても「滲み出るセクシーさ」。R&Bアーティストならではのセクシー差とは別に、歌唱スタイル・振る舞い・ダンスといった、あらゆるスタイルにおいて「Marques Houston」ならではの「セクシーさ」を感じることがいちばんの魅力です。

 そんな彼のおすすめしたいアルバムと、おすすめしたい楽曲をそれぞれご紹介したいと思います。ぜひお試しください。

おすすめのアルバム
Veteran
<Marques Houston>

 「Marques Houston」のおすすめアルバムと言ったらこちらのアルバム「Veteran」が超超超おすすめです。全体的にスローな曲調が多く、お上品な仕上がりが好印象的である一方、しっかりと歌い上げ歌唱力の高さが伺える完成度の高いアルバムとなっています。

おすすめ楽曲①
That Girl
<Marques Houston>

 春先の日中に雰囲気がぴったりマッチするような明るい曲調、ゆったりとしたビートに爽やかなメロディーライン、そしての心地良いコーラスが見事にマッチした1曲。力強さを抑えつつ、気持ちを込めしっかりと歌われたオススメナンバーです。

おすすめ楽曲②
Sex Wit You
<Marques Houston>

 男性版スウィートR&Bと言ったらこの曲でしょう。ギャングスタラップとは違った意味の過激な内容の歌詞で、男女の関係をより官能的に歌った1曲。力強く太いビートとそれを押さえ込むようなメロディーライン、曲のピッチもスローにする事により、より一層曲の印象を引き立てています。ベットシーンにおすすめの曲!

おすすめ楽曲③
Favorite Girl
<Marques Houston>

 やや早いテンポに軽いビートを使い、シックな印象を持たすメロディーラインを組み、暖かさを感じさせるゆったりとした歌い方が印象な1曲。ビートがしっかりしているので、シンプルに聴き易くて初心者の方にぜひおすすめしたい1曲です。

おすすめ楽曲④
Hold N’ Back
<Marques Houston Feat. Mya & Shawnna>

 シンプルでありながら深みのあるメロディーラインに、単調でありながら強めのビート、男性らしい太くて厚みのある「Marques Houston」のコーラスに、客演として「Mya & Shawnna」が参加。特に「Mya」の歌声はめちゃくちゃ可愛くておすすめ!

おすすめ楽曲⑤
Just to Have You
<Marques Houston>

 スローなリズムに短調で太めのビートを使用し、アップナンバーなメロディーを引っ掛けて組まれたトラックは、現代版R&Bを彷彿とさせる曲調でオススメです。曲の雰囲気が現代につれて変わりつつある中、「Marques Houston」の歌唱力の高さは健在です。この曲もかなりオススメですよ!

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Mario
(マリオ)

 シャープな歌声でありながら、どこか暖かさを感じさせる語り口でR&Bファンを魅了するアーティスト「Mario(マリオ)」。アメリカ合衆国メリーランド州ボルチモア出身の彼は、なんと14歳と言う若さで「J RECORDS」の有名プロデューサー、クライヴ・デイヴィスに見出されキャリアをスタートさせます。

 2001年にリリースされた映画『ドクター・ドリトル 2』のサントラ盤でファボラスと共演したことが大きな反響を呼び注目を集める中、翌2002年にアルバム「ジャスト・ア・フレンド2002」を発表し、弱冠15歳で本格的なプロデビューを果たします。

 とても15歳とは思えない歌唱能力の高さに、ベテランアーティストが奏でるような歌唱テクニックと、新人とは思えないほど落ち着きのある歌声は多くのファンを魅了し、アイドル的ルックスも追い風となり、日本でも大きく話題となり、たちまち人気アーティストの仲間入りを果たします。

 「Mario」のおすすめポイントはなんと言ってもシャープな歌声。滑舌もよく、聞き入りやすいフロウがおすすめポイントです。そんな彼のおすすめアルバムと、おすすめしたい楽曲をそれぞれご紹介いたします。

おすすめのアルバム
Turning Point
<Mario>

 「Mario」のおすすめしたいアルバムはこちら「Turning Point」。落ち着きと若さを織り交ぜ、パワフルかつ安定感のある歌唱スタイルを楽しめるアルバムです。スロージャムからアップナンバーまで幅広く収録されており、「Mario」のいいとこ取りの様なアルバムです。

おすすめ楽曲①
Let Me Love You
<Mario>

 躍動感を感じさせる様な流れるリズム、安定した太くて軽快なビート、滑らかでゆったりとしたシンプルなメロディーラインをベースに、「Mario」が優しく包み込む様に歌った一曲。曲の奥からは力強さも感じてきて、さらっと聴きつつしっかり聞き入れるオススメナンバーです。

おすすめ楽曲②
How Could You
<Mario>

 「Mario」がリリースした楽曲の中で最もスロージャムな1曲といっても良いほど、超完成度が高いスウィート系R&Bの真髄。シャープでありながら透明感のある「Mario」の歌唱スタイルは圧巻です。問答無用で超おすすめしたい1曲!

おすすめ楽曲③
How Do I Breathe
<Mario>

 美しいといっても過言ではないほどの綺麗なメロディーラインに、しっかりと安定した太くてリズミカルなビートを用いて、キレのあるコーラスを披露した楽曲。失恋しても下を向かず、しっかり前向きに進んでいくと言う様な内容で、R&Bならではの甘さを感じさせる名曲です。おすすめですよ!

おすすめ楽曲④
Too Many Options
<Mario>

 サウス系トラック「トラップ」にほど近く、シンプルなメロディーライン&ビートを引っさげて歌われたこの曲は、まさに現代版R&Bと言っても間違いありません。しかし流石は「Mario」、強めのトラックも彼が歌えばたちまちSoul Full R&Bに早変わり!おすすめですこちらの楽曲も!

おすすめ楽曲⑤
C’mon (Radio Edit)
<Mario>

 ジャズテイストさえ感じられる軽快なビートとメロディーラインに、トラックの雰囲気を壊すことなくシックに歌われたややアップテンポなナンバー。やはりこの人のコーラスはシャープでキレがあり心地良いですね。こちらもぜひおすすめしたい1曲です!

 

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【Soul Full R&B×男性編】
おすすめの洋楽R&Bコレクション
「Sexy R&B Beat Collection」
for men’s ver.2のまとめ

 いかがでしたか?今回は前回に引き続き、おすすめしたい男性R&Bアーティストのご紹介第2弾!R&Bの真髄「Soul Full R&B」を手掛ける実力派アーティスト3名「Joe, Marques Houston, Mario」をそれぞれご紹介いたしました。気に入った楽曲やアーティストは見つかりましたでしょうか?

 R&Bの本来あるべき姿はゆったりとした安定感あるビートに、落ち着きのあるメロディーラインが合わさったトラックをベースとして、ゴスペルの様に魂を込めて歌いあげる形が本来のR&Bであり真髄であると私は思います。

 「Soul Full R&B」を原点とするアーティストは、私が知る限りでもまだまだたくさんいます。今回の記事を皮切りに、もっとたくさんのアーティストをご紹介できればなと考えております。次回もまだまだご紹介したい男性アーティストがたくさんいますので、引き続き「Soul Full R&B」の男性アーティスト続編を皆さんにご紹介いたします。

 最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人
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NIGHT20GHOST

1990年代にhiphop.R&Bに出会い間もなく30年!都内有数のclubやダンスホールを渡り歩き、今まで出会った楽曲は数万曲以上!皆さんにおすすめしたいhiphop.R&Bの楽曲やアーティストをご紹介しています。初めてHip-Hop・R&Bを聴く人にも分かりやすい様に、アーティストの特徴やおすすめ楽曲を解説付きでご紹介!Hip-hop・R&Bが黄金期を迎えた1990年〜2010年付近の楽曲を中心にピックアップ!

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